どうでも良いトリビア...
カウボーイビバップ劇場版のおおよそ47分頃ぐらい、エドとアインが街中を歩き回るシーンにKottbusser Torがちらりと写っていた。
赤いゲート状になっている部分が映画で使われている風景。Hと書いてあるバス停や、画面上部に描かれている建物の梁からおそらく同一の場所であることが特定出来る。
映画のイメージに描かれている"Lezzet Grill"というのはまさに右側のケバブ屋の名前で、知る人ぞ知るベルリンスタイルのケバブを一番最初に始めた店。おそらく、昔のKottbusser Torの写真を何処かで見つけて、それを下絵にしたんだろうなぁ。この建物が建ったのが70年代以降のはず。そのころはまだ赤く塗られていなかったということなのかな??
ベルリン関連の映画一覧
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_films_set_in_Berlin
この他にもいくつか思いつくのは
ぐらいかな...英語圏でのリリースが無いものも含めて割ときっちり網羅されている印象です。
ファティ・アキン監督"soul kitchen"
昨年の12/23にベルリンのプレミアム公開でこの映画を見ました。とても面白かったのですが、感想を書くのが難しい。よく組み立てられたストーリーかつ、シチュエーションで笑えるコメディだとか、個人的には、Auf der anderen Seite(そして、私たちは愛に帰る)よりもこの映画の方が大好きです、等々思いつくコメントは色々あるけれども、いざ何を日本在住の映画未見の人に伝えたいか、そう考えた時にどうしても言葉に詰まってしまう。
それはおそらく映画を配給したり宣伝したりする人の苦しみに近いものがあるのかもしれません。在独トルコ人二世、ドイツ映画等々ファティ・アキンにまつわる様々なキーワードが、送り手側の意識に余計なフィルタを付け加えてしまう様なかんじです。
続きを読む上毛新聞12/19(土)に寄稿しました。
どうも、こちらではご無沙汰しております。
白川昌生さんのおかげで、上毛新報12/19(土)に、ザムルンク・シーメンス・ベルリンというプロジェクトについて寄稿させていただきました。入手可能な方が居られましたらぜひともチェックしてほしいです。
本稿では、最近の自分のテーマともいうべき主張、「アーティストはものを作るだけの存在ではなく、それを通じて思想の片鱗を提示する存在である」という様な事について触れています。参考まで、以下に下書きを掲載しておきます。
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