ともだちがベルリン本をつくりました

CITY BOOK OF BERLIN (P-Vine Books)

CITY BOOK OF BERLIN (P-Vine Books)

見ての通りのおしゃれそうなガイドブックですが、ところがどっこい!


こんなアングラなところ載せてしまっていいんだろうか的な、変な情報が一杯です。編集の段階でも空港の話が飛んでしまったり(ベルリン空港開港が延期になったので、その辺は現在の情報のままになっている)、読んでいていくつか古い情報になっているのに気付いたり、というunstableなこともいっぱい。おそらく数年後にはもう無いだろうな、的なお店もいろいろあるだろうとおもいます。

コラムやインタビューが充実していて読み物としても十分楽しいんだけど、ここまで頑張るんだったらいっその事既存の旅行ガイドという体裁からもっと離れてもよいんじゃないかと思いました。下の本とか既存の旅行ガイドとはまたちがうベルリンが味わえていい感じです。

ドイチュラント ドイツあれこれおしながき

ドイチュラント ドイツあれこれおしながき

ちなみに、本日その友達からこのベルリンガイド本を借りたんだけど、いろいろ突っ込みつつ、訂正を貰いつつ、本を作った本人とやり取りしながら読むという、なかなか贅沢なひとときでした(笑

なかでも出色だったのが、この本に掲載されているNKという実験音楽を中心にイベントをやっているスペースのオーガナイザーがたまたま我々が談笑している横を通り過ぎたので、この本の掲載ページを見せたら本人は「ありえないー」と(英語で)言ってめちゃめちゃ腹を抱えて笑っていました。

でもって俺のとっておきベルリンの話をしだしたら、もうそれはただのベルリンの生活のお話であって、ガイドブックとかそういうのとはまた違う話だな、と突っ込まれました。なので、ベルリン案内を御願いされたら、そういうところに連れて行きます。宜しく!