Transmediale08::Bilderberg

http://ja.wikipedia.org/wiki/ビルダーバーグ会議

思いっきりスルーしてたんだけど、Transmediale08で触れられていたBilderbergとはビルダーバーグ会議の事だった。
なんか意味あるんだろーなーとは思ってたけど普通にドイツ語で"絵の山"とか適当に解釈して、その政治的オルタナティヴ的なコンテクストをすっかり見過ごしていました。もっとちゃんとテクスト読めと自戒の意味を込めてここにメモ。

Kirschblute // HANAMI

少し遅くなりましたが、Berlinale(ベルリン映画祭)で幾つか見た映画の感想をアップ。

まずはDorris Doerteの「花見」
http://www.berlinale.de/en/programm/berlinale_programm/datenblatt.php?film_id=20080122

バイエルンの片田舎に住む夫婦が日本に憧れ、日本に住む息子を訪ねて行こうする話。

妻の方が、北斎の画集を持っていたり舞踏に憧れて実際舞踏を踊ったりという、設定からしてツッコミどころは満載。

だが、山場はすごかった。文脈を超えてみるとただただ滑稽で仕方が無いシーンでも、反復による感覚の麻痺と、分かりやすい演出意図のお陰で、何か心にぐっと来る、そんなアンビバレントな気分になってしまった。ドイツ映画の底力を思い知らされる。


以下、簡単にストーリーを。

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Transmediale08

こちらで告知するのを忘れていましたが、記事がアップされています。

#最近はshift本体もRSSを発行してますからねー。


http://www.shift.jp.org/ja/archives/2008/02/transmediale_2008.html


もうちょっとしたらCAMP BERLINの記事もアップされます。

ピエール・ユイグ『第三の記憶』

KWの"History will repeat itself"という展覧会で見た作品。この他この展覧会には読み解く力の要るインスタレーションや映像作品を中心とした様々なマスターピースが展示されていた。展示もさることながら論文や企画が良く練られていてよく出来た展覧会だった。今回はこの作品にのみ絞った解説を書いてみようと思う。

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森本誠士パフォーマンス@General Public 11.01.2008



実験音楽のライトモチーフのうちの一つに次のテーゼが挙げられる。

 如何に演奏の形態を解体するか

昨日の森本さんはすべてのパフォーマンスを通じてまさにそれを具現化していた。


#以下、ネタバレです。すみません。

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あけましておめでとうございます。

昨年は7月末に滋賀県近江八幡に移って以来こちらにかかりっきり。

http://www.shift.jp.org/ja/archives/2007/12/biwako_biennale_2007.html


12月にようやくベルリンに帰って参りました。