Guy Maddin//Dracula --- Pages from a Virgin's Diary
を鑑賞。
2002年の作品にも関わらず、ファウンドフッテージ?と言いたくなる様な白黒フィルムブツブツな編集で字幕と音楽(ワーグナーだったかな?)で進んで行く構成だったけど、現代バレエの動きを劇中取り入れたりする所はモダンな演出だった。ただし、カメラのアングルが全体的に人物の表情を描写する位置にあり、体の動きそのものや、群像の動きを俯瞰的にとらえるといったアングルがあまり無かったあたり、この映画の特殊な位置付けというか、個性がそこにある事を伺わせる。
ちなみに、この映画に出てくるドラキュラ役の役者さんがアジア人で、窪塚洋介を彷彿とさせた。
もう少し安くて時間があったらこの人の他の作品も見てみたい、とは思った。